投稿者「natulabo-admin」のアーカイブ

SDGs への取り組み

’’自分たちに出来る事から始めよう’’ ということで、

弊社が取り組んでいるSDGSは

木の枝葉のゴミを可能な限り減らし、再利用するという取り組みを行っております。

太い幹は薪や炭にし、細かい枝葉は粉砕処理して土に混ぜ込み良質土へ循環させてます。

 

そもそも、SDGSへの取り組みが何故今になってしまったか?

答えは簡単です。SDGSはお金と時間がかかるからです。

一手間掛ける時間、それに伴う費用は、弊社のような小さい所には難しいのが現実だと思います。

 

未来の為にというと、格好つけすぎだし、色々自己満足かもしれませんが、

それでも、少しでもやっていれば違うのかな・・・との思いからです。

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粉砕処理は大変ですが、必ず良質な土になります。

何年かしたら、美味しい作物も作れる予定です。

#土の門柱

 

先日完工した現場です。施工したのは1月~2月の雪の中作業しました。

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こちらのお客様は、本当にお待たせしてしまったので、(まる1年も)

自分の出来る限りの誠意を見せるべく頑張りました。(真剣に)

工事の内容は、玄関前の前庭と門柱およびアプローチです。

濃い内容でしたので、今回は門柱とアプローチについて

書きます。

まず、こちらのお客様の家は東向きで、北側に道路があります。

ですから、設計のセオリーでは北側に門柱の正面を向けると思います。

しかし、今回の門柱は東に正面を向けてあります。

これには理由が沢山あるので、簡潔に書きますと、

人の動線と視線がうまく流れる方角が東だった為です。

料亭やお茶屋さんはこういった感じが多いと思います。

感の良い方はお気づきだと思いますが、

今回狙ったのは、粋で抜けた感じです。

優しい土の色と、堅牢な石積みに簡素な瓦で

合わせました。 

アプローチは信楽の洗出し舗装に飛び石の大判を少し。

建物の色に合わせて錆とベージュでまとめてみました。

技巧的には高難度でしたし、季節も真冬で不向きな季節でしたが

うまく治まったと思います。

この辺では見かけない雰囲気が出てるかなと自分でも思います。

 

次回は前庭編です。

2022年令和4年1月27日木曜

新しい年を迎えて、最初の投稿が今日になってしまいました。

本年も御贔屓願います。

年をまたいでの工事が、本日ようやく完了しました。

今回現場は、電柱の移設があり、

思った工程にはいかない現場でしたが、仕事的には

大好きな石積みもあり、楽しめました。

 

着工前の様子です。

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立派な松やヒバや石も沢山あるお庭でしたが、やはり車社会ですので、

駐車場にする事になりました。

 

完工の様子です。

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石積みの様子も・・

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工事内容を説明しますと、既存の庭を解体後コンクリート土留壁を設け、

その上部に高さ1m60cmの樹脂フェンス(ダークブラウン)を設置し

道路からの視線を遮りプライバシーを確保。(道路からは2m10cm)

そして竹垣フェンスの前のみ、既存の庭で使われていた

庭石と石臼を織り交ぜ、石積みを施工させていただきました。

ベストマッチですね。

駐車スペースは普通乗用車2台分+軽1台用の少し広めです。

その他メーターの移設や、既存の擁壁の解体もあり写真以上に

複雑かつハードな現場となりましたが、

自分らしい感じに治まったと感じております。

また、こちらのお客様は同業の先輩のご紹介でご縁が出来ましてお仕事させていただきました。

あらためて感謝を伝えたいです。ありがとうございます。

 

今年も始まりましたがコロナの猛威で社会が萎縮し続けております。

そんな中でもこうして仕事を頂けることに本当に感謝しかありません。

本年も全身全霊で仕事に邁進してまいります。宜しくお願い致します。

#石を積む人

映画のタイトルのままに、ロックガーデンを施工させて頂きました。

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お庭のコンセプトは、

・ 美しくガーデニングを楽しめて、小さい子供と愛犬が自由に遊べるお庭です。

 

当然、雑草対策も万全なうえ、草花も見栄えするような石材を選びました。

 

内容は・・・

グレーの樹脂フェンスで敷地を囲み、濃いさび色の石積の花壇を2か所設け、

腰掛けたり、花鉢も置ける石積みのウォールを、曲線で石積みしました。

その他、レンガと石のアプローチとブラウンの砂岩のサークル石畳等々

まさにロックガーデンです。

植栽は細めのソヨゴ雌木のみですが、これから奥様とお子さんで草花を植えながら

美しい庭が完成していくと思います。

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錆色の石積花壇(Ⅼ型に)

女性が大好きな錆色の石積みです。

イギリスコッツウォルズの石みたいに、凍害で割れたり、崩れないうえ

雰囲気のある茶系のグラデーションの石です。  オススメ

続 #和の外構 #糸屋格子#意思を据える(石)

前回投稿のお客様の続編です。

道路からの目隠しに、アルミ製の糸屋格子(柿渋色)で視線を少し遮り、

アプローチに600*300の御影石(縞強め)を敷石。隅切りを洗出し舗装で歩きやすさを

確保しました。

糸屋格子の前空間は格子に合わせ、存在感のある川の石を据えました。

この石もお客様のお宅にあった川の恵です。

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石の周囲は少し明るめの砂利です。

苔も少し張り完了です。

和の外構は出来る限りの、引き算が問われます。

大変悩みましたし、時間もかかりました。

でも、上品に治まったと思います。

お客様には感謝しかありません。

ありがとうございました。

川の石と洗い出し  #和の外構

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今回施工させていただきました、お客様の近くには、犀川という大きな川があります。その為、川の石が大量に

敷地内ににあったので有効利用させていただきました。

今回のテーマは 和の外構 です。本宅と別宅の間の通路を主に仕上げ、駐車場周りも治めました。

 

北信地域では、積雪や雨で滑る可能性のある、川石はあまり使われていません。

今回、久しぶりに川石を使用しましたが、水に濡れた時の艶やかな感じは山石にない品があります。

奥行きもある為、京都のお茶屋さんみたいな風情です。ですから、時間もかかりました・・

内容的には、大きめの川石の表面をビシャンがけし、滑り止めを施し

細い園路の終わりに、洗い出し舗装を楕円形に施工し、川石と合わせました。

洗出し舗装の中に、入り口側で使用している御影の板石を印象づけでいれました。

園路は地元の鉄平石の小径です。

お客様と打ち合わせの際、和の趣を希望されておりましたので、和の技巧を全力で施工しました。 

二代目襲来

 

昨年のクリスマスの夜、愛犬が亡くなり、今年の春頃まで気持ちが落ちていました。

自分がペットロスでこんなにダメージを受けるとは・・・・・

想像以上でした。

 

最近になってメンタルも落ち着いて、色々思い返し、感慨深い心境です。

初めて育てた犬だったので、

後悔も沢山ありますが、

感謝と勉強させてもらった事の方がずっと多かったと思います。

 

3月くらいから、犬猫の販売情報ブリーダーサイトと

保護犬猫の里親サイトを眺め、

お金で命を手に入れるジレンマと、

理由はどうあれ、命を捨てる人間の病み(闇)を

二つのサイトを閲覧しながら色々考えましたが、答えが見つかるはずもなく・・・・・

 

結局、ブリーダーサイトで見かけたこの子を連れてきてしまいました。

2時間以上かけて会いに行き、即決してしまいました。

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名前は息子が決めて、ペロです。

歯の生え初めで、毎日嚙まれまくりですが、明るい毎日です。

 

生き物との関わり方は難しく、結局お金を支払い譲っていただいたのですが、後悔はありません。

ただ、大事に育てようと思うだけです。

 

二代目ペロを宜しくお願い致します。